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 高岡の社会への貢献

・国宝「瑞龍寺」

高岡の観光地として欠かせないのが、国宝「瑞龍寺」である。
 瑞龍寺(ずいりゅうじ)は前田利常によって建立された前田利長菩提寺。
宗派は曹洞宗である。
 瑞龍寺にある山門、仏殿、法堂の3棟は近世禅宗様建築の代表作として1997年国宝に指定された。これは富山県下における初の国宝指定であった。
 瑞龍寺は延享3年(1746年)の火災で山門を含む伽藍の前半部分が焼失し、山門が再建されたのはそれから約70年後の文政3年(1820年)であった。

高岡が誇る国宝「瑞龍寺」

・前田利常と瑞龍寺

前田 利常(まえだ としつね、1594年1月16日(文禄2年11月25日) - 1658年11月7日(万治元年10月12日))は、安土桃山時代から江戸時代の武将で、加賀藩3代藩主である。
 前田利常が金沢に創建した宝円寺(後に法円寺と改称)が瑞龍寺の前身である。前田利長の後を継いだ前田利常は、法円寺を利長の菩提寺とし、利長の法名瑞龍院に因んで寺名を「瑞龍院」と改めた(後、さらに「瑞龍寺」に改称)。
 前田利常は承応3年(1654年)から瑞龍院の伽藍の本格的整備に着手し、完成したのは利長の五十回忌にあたる寛文3年(1663年)頃であった。

前田利常